Vol10 損益のトリック2
「SPIのトリック」の9つ目:損益のトリック2
「SPIのトリック」の4つ目で損益の問題は下の図を使うことを学びました。
今回のトリックは途中で値引をするケースです。
途中で値引するケースでも同じ図を使います。
初歩的な問題をやってみましょう。
制限時間は90秒です。
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例題
制限時間90秒ある店では2割の利益になるよう定価をつけている。
500円の仕入れ値で品物を80個仕入れ、定価で50個、残りは定価の1割引きですべて売った。
この時利益はいくらになるか。答えを見る
答:6,200円
① 定価、値引きを計算します。
・定価:仕入れ値 + 見込利益 = 500 + 100 = 600
・値引き:600×0.1 = 60
② 全体とその内訳を整理した矢印の図を描きます。
③ 実現利益を計算します。
実現利益 = 定価で販売したと想定した場合の売上 - 仕入れ - 値引
= 48,000 - 40,000 - 1,800 = 6,200
次の問題を「内訳を整理する視点」の図を描いて解いてみましょう。
・定価で販売して途中から値引しています。
制限時間は90秒です。
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例題
制限時間90秒1個の仕入れ値が400円の品物を120個仕入れた。
2割の利益を見込んだ定価で売ったところ、20個売れ残ったので、残りは定価の2割引で売った。
このとき、全体の利益は何円か。答えを見る
答:7,680円