Vol7 内訳を整理する視点
「SPIのトリック」の6つ目:内訳を整理する視点
内訳を整理する視点で考えると分かりやすい初歩的な問題をやってみましょう。
制限時間は60秒です。
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例題
制限時間60秒下の二つの表は各中学校に「主要4教科の中で一番好きな科目は」という質問の回答結果に関するものである。
数学を好きだと回答したA中学校の人数αを求めなさい。答えを見る
答:90人
SPI非言語の分野の多くは内訳を整理する視点で考えると分かりやすい問題が出題されます。
対象:表の読取、分割払い、損益、料金の割引、速さ
表の読取、分割払いは「内訳を整理する視点」とトリックの5つ目「xの使い方」を組み合わせて使う問題が多く出題されます。
内訳を整理する視点で考えるために、全体とその内訳を矢印で整理した図を描きます。
① 全体とその内訳を整理した矢印の図を描きます。
全体はA中学の学生数です。
内訳は、一番好きな科目別の学生数です。
② 表の中から関連する数字を転記します。
③ αの値を計算します。
αは360人の25%ですから、90人です。
次の問題を「内訳を整理する視点」の図を描いて解いてみましょう。
「xの使い方」を組み合わせて使う問題です。
制限時間は120秒です。
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例題
制限時間120秒ある市に存在する4つの大学P、Q、R、Sで調査を行い、通学に主として利用した交通手段を1つだけあげてもらった。
表1は、回答結果にもとづいて、大学ごとに利用した交通手段の割合を示したものである。
また表2は、大学ごとの回答者数が回答者数全体に占める割合を示している。
P大学で「バス」と答えた人は、4つの大学での回答者数全体の何%か(必要なときは、最後に小数点以下第1位を四捨五入すること)。答えを見る
答:6%